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デフオイルの交換は不要?そんなことありません!ハイエースのデフオイル交換方法

みなさんはデフオイルの交換はしていますか?

メーカーはデフオイルの交換は不要と謳っています。

エンジンオイルは誰でも交換するのになぜデフオイルは交換しないのですか?

オイルは必ず劣化していきます。長年使ってるいると粘度が落ち、汚れも蓄積されていきます。

オイルを使っている以上、交換しないのは絶対によくありません。

デフオイルの交換は比較的簡単なので故障する前に交換してみましょう!

デフとは

デフとはディファレンシャルギアのことで、エンジンから駆動輪へ動力を伝えるギアになります。

このギアの潤滑・洗浄・冷却するのがデフオイルになります。

デフは駆動輪の車軸真ん中にありますので2WDの場合はリア車軸の真ん中にあるデフのみになります。

※4WDの場合はフロント・リアの2箇所にあります。

デフオイル交換方法

最初にリアをジャッキアップします。

ジャッキアップ後は必ずリジットラックを噛ませて作業しましょう!

ジャッキしたらリアデフまで潜ります。

デフにアクセスできるようになったら◯印のあたりに計二本のボルトがあるはずです。

上側
下側

上側が新油注入口、下側がドレン排出口になってます。

まずは古い油を抜いていきます。

ボルトは上下ともに24mm

※この時、下側(ドレン)ボルトより先に上側(新油注入)ボルトを外します。

理由は2つ

  • 上側のボルトが開かず新油が入れられないと動けなくなります。
  • 上の口からエアーが入ることで早く油が抜けます。

上側のボルトが抜けたら下側を外していきます。

下のボルトが外れると油が流れてきます。

ドレン受けや廃油処理ボックスを下に置いて全部抜けるまで少し待ちます。

ナロー(標準)ボディーのデフオイル量はカタログ値3.05Lとなっている為、廃油処理ボックスは余裕のある量が良いです。

ドレンを抜いている間にデフいついていたボルト2本を掃除していきます。

⇦下側のボルト 上側のボルト⇨

下側ドレンボルトはマグネットがついています。

このマグネットでデフからでた鉄粉を回収しています。

50000kmでこの量の鉄粉なので100000kmになると結構な量がついてる可能性があります。

パーツクリーナーをかけながらウェス等で綺麗にしていきます。

ざっくり綺麗になりました!

ドレンが抜け切ったら下側ボルトを取り付けしていきます。

取り付け時パッキンが必要になります。

純正品番 12157-10010

今回は純正品をオーダーしました。

上下共通の為、110円×2個でした。

ネットで類似品もありますができれば純正品が良いと思います。

下側ボルトをはめたら、新油を入れていきます。

指定はトヨタ純正ディファレンシャルオイルGL-5ですが少し硬めのトヨタ純正LSDギアオイルを入れて行きます。

ハイポイドギアオイルLSD 4L

ディーラーに確認したところLSD用でも問題ないみたいです。

では、新油を入れていきます。

新油を開封しオイルサクションガンで入れていきます。

今回使用したサクションガンは500mlなので6回〜でいっぱいになる計算です。

ギアオイルはエンジンオイルより硬いのと、入れる場所が狭いのでサクションガンは絶対必要になります。

どんどんギアオイルを注入し、溢れるまで入れます。

溢れてきたら新しいパッキンを取り付けたボルトを締め込んでいきます。

締め付けトルクは59N.m

しっかりトルク締めしたら最後に掃除をします。

デフについた油をパーツクリーナー、ウェスで拭き取って作業終了になります。

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H11年式

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