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DIY

5型ハイエースのブレーキオイル交換!

今回、2回目の車検で3年目になるのでブレーキオイルの交換をDIYで行ってみました。

ブレーキオイルは潤滑油ではないので劣化しずらいですが、水分に弱く通常の油とは違う性質を持っています。

空気中の湿気などで劣化してしまうので数年ごと交換しましょう。

ブレーキオイル交換に必要なもの

ブレーキオイルをDIYで交換する場合、人数によって若干変わってきます。

今回は2人での作業になります。作業方法に関してはほぼ変わりないので参考までにどうぞ!

まずはジャッキアップの道具です。

タイヤ外すのでリジットラックは必ず使用してください。

そして本題。ブレーキフルード!

ハイエースの純正のブレーキフルードは2500H-Aになります。

今回私はDOT4を使用したかった為、レーシングギアのオイルへ総入れ替えしました。

オイルの量は全量交換しても1Lあれば十分です。

ブレーキオイルは体に非常に悪いので手袋を必ずしましょう。

次にフレアナットレンチ10mm。

この工具はブレーキニップルを緩めるために必要になります。

スパナなどでもできるとは思いますが舐める危険があるのでフレアナットレンチを使ったほうが良いです。

そして1人で作業を行う場合、ブリーダーボトルが必要です。

これはブレーキラインにエアーが入らないように油が抜けるものです!

2人以上で行う場合も使用すると楽に交換できます。

2人以上でブリーダーボトルを使用しない場合は、耐油ホースのみでOKです。

耐油ホースのみを使う場合、抜いた油を入れるものが必要なので空のペットボトルも用意しておきましょう!

ブレーキフルード交換

では、ブレーキフルード交換を始めます!

まずは、マスターシリンダから余分なブレーキフルードを抜いていきます。

マスターシリンダはボンネットを開けて運転席側にあります。

上側のキャップを開けてそこから抜ける限界まで抜きます。

この時、LOWの線以上抜いても問題ありません。

マスターシリンダ内部の油が抜けたら、新しいブレーキフルードを入れていきます。

新しいブレーキフルードをMAXの位置までいれたらブレーキライン内部の油を抜いていきます。

※内部の油を抜くときは、マスターシリンダから一番遠いブレーキから抜きます。

まずは後輪をジャッキアップして助手席側リアタイヤから油を抜いていきます。

ハイエースのリアブレーキはドラムになってます。

ドラムの裏側にニップルがあるのでそこに耐油ホースを刺していきます。

ホースのエンドに空のペットボトルをセットし抜く準備完了です。

セットしたら、1人は運転席・もう一人はブレーキの位置へ準備します。

お互い準備できたら、運転席の人がブレーキをグッと踏み込み続けます。

踏み込んだら、ブレーキ側の人に踏んだことを伝え、ニップルをフレアナットレンチで少し緩めます。

するとブレーキから油と圧が抜け、ブレーキペダルが一番奥まで踏み込めるようになります。

※奥まで踏み込める状態になっても絶対にペダルを踏み込んだままにしてください!

離すとブレーキラインにエアーが入ります。エアーが入るとブレーキ時やABSに異常が出るので注意してください。

ブレーキペダルが奥まで踏み込めたら、ブレーキがわの人に伝えニップルを締めこんでもらい、その後ブレーキペダルを離します。

この動作を繰り返し行い、古いブレーキオイルをすべて抜きます。

色が変われば新油に変わってるので繰り返し行います。

この時、マスターシリンダの油を切らさないように少なくなったら補充します。

助手席側リアが終わったら運転席側のライン内油抜きを行いリアが終了になります。

リアの次はフロント助手席側を行います。

フロントはキャリパーブレーキなのでキャリパー裏にニップルがあります。

リア同様油を抜いて、シリンダに油を追加してを繰り返します。

運転席が終わったらマスターシリンダの油量を調整し終わりになります。

公道へ出る前にブレーキのトライを必ず行いましょう。

交換後

交換後、100Kmほど走るまでこまめにマスターシリンダの油面を確認しましょう。

油が減ったりしていた場合、ニップルが緩んで漏れている可能性があります。

異常なければ完了とないます。

ブレーキオイルはDIYで行うべき?

実際に作業してみた感じ、作業をDIYで行うことは可能です。

しかし、ブレーキはとても重要な部分であり近年の車両は自動ブレーキなどの電子制御も多くなってきています。

エアーが噛んでしまっていたり油が漏れていたりすると重大な事故につながってしまいます。

ですので少しでも不安があるのなら業者に頼むことをお勧めします。

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