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私が購入したのは沿海用の中古小型漁船です。
今回は漁船を釣り用プレジャーボートにするとどんな感じか説明します
小型漁船をプレジャーボートへ
個人所有する船といえばプレジャーボートが一般的です。
しかし今回私は、小型漁船を購入しプレジャーボート登録へ変更しました。
釣り用途で小型漁船を使用するメリット・デメリットをお伝えします。
メリット
- デッキが広くガンネルが低い。
プレジャーボートは人もある程度快適に過ごせるような設計(ハウスがあったり)がされています。
しかし漁船は作業スペースの確保を目的とされているためデッキがフラットで広いです!
さらに網や仕掛けが回収しやすいようにガンネル(舷側)が低くなっており、釣りをするにはうれしいことです。
- 船本体が安い。
プレジャーボートは安くても三桁万円~ですが、今回の漁船は二桁万円前半で購入しました。
プレジャーボートの半値以下です!見た目を気にせず釣り用でという考えの方なら格安で購入できますよ!
- 容赦なく加工できる。
漁船はプレジャーボートほどきれいに使われていないものがほとんどです。
少し加工するくらいは傷が増えるくらいの感覚になってしまうのでガンガン加工できます!
- プレジャーボートへ登録を変えることで誰でも使えるようになる。
漁船で登録した場合、登録者以外が使用している(家族などもNG)と罰則の対象になり、さらに漁船として漁をすること以外では使えません。
プレジャーボートへ登録変更することで、自分以外が操船していても罰則にならなくなります。
デメリット
- 見た目がthe漁船。
見た目を気にする方は絶対にやめたほうがいいです。やはりプレジャーボートのほうがかっこいいです。
漁船でクルージングってきいたことないですよね。
- エンジンの使用時間、整備歴がわからない。
すべての漁船とは限りませんが、基本的に漁船は個人所有で漁港保管。
プレジャーボートはマリーナ保管が一般的でマリーナには整備士がいたりします。不具合があった場合相談して直したりすることができます。
一方、漁港は整備士はいないため自分で直すか、整備士を呼ぶかとなります。どちらにせよお金がかかるのでちょっとの不具合ならいいだろうと放置されてる場合があります。
よってエンジンの目利き、今後の修理に何があるかわからないというリスクがあります。
- 船体の補修が必要な場合ある。
上記と同じで大きな損傷がなければ直していない場合があり、こちらも船底や舷側などしっかりチェックしたほうが良いです。
補修が必要ならいくらくらいかかるか逆算しましょう。
結果
上記メリット・デメリットを見て皆さんはどう思いましたか??
私、個人の意見は…
釣りにしか使わず、船について(エンジン含む)知識があるなら買いだと思います!!
やはり見た目が漁船なので釣り以外のマリンスポーツをするとなるとかなり違和感があります…
とにかく安く船を持ちたい方にはお勧めできます!予算気にしてる方、ぜひ漁船も視野に入れてみてください!
購入した漁船
今回購入した漁船を紹介します。
全長5.64M(18.6ft) 全幅1.61M 喫水0.70M 総トン数0.6t スズキ20馬力 油圧ステアリング搭載
最大積載人数は6名。
その他条件として航海灯がついていない為、「日没から日の出までの間の航海を禁止する」という条件が付いています。
この漁船はそれなりに古い(年式不明)ので塗装やfrpのいたみが少しありました。
航海灯や魚探もないのでこれからいろいろ補修・改造をしていかなければ!
今回は臨時検査で名義・登録変更をしたので来年中間検査があります。
その時に夜航海可能に変更しようと思います!
今後の変更点
これからできる範囲できれいに整備していきます!
- 船体オールペン
- 魚探取付
- 航海灯取付
- 作業灯取付
- 竿ホルダー取付
とりあえずこんな感じで今後整備・改造していこうと思います。
こんなことやってほしい!って要望あれば是非お待ちしています!