車を動かすためにとても重要な部品の1つであるVベルト
ベルトは消耗品につき交換が必要…そんなベルトの交換方法をご紹介!
Vベルトとは?
Vベルトはエンジンの動力をエアコンコンプレッサーやオルタネーターなどに伝えているベルトです。
ハイエース1GDディーゼルの場合はクランクからウォーターポンプ・パワステポンプ・オルタネーター・コンプレッサーに動力が伝わっています。
ベルト交換時期
Vベルトの交換時期は5万~10万Kmとされています。
ベルト交換しないでいると「キュルキュル」と鳴きが発生したり、滑ったりすることがあります
さらにベルトが切れるとウォーターポンプが回らなくなるため、冷却できなくなりオーバーヒートします。
セルモーターともつながっているので始動すらできなくなってしまいます。
なので、ベルトは切れる前に必ず交換しましょう!
ベルト交換方法
ハイエースのベルト交換は下からでも上からでも可能です。(上から狭いです)
今回は上から行います。
まずエンジンルームを開けていきます。
ベルトは前側にあるゴムベルトです。
ハイエースのベルトはオートテンショナーがついているので、まずはテンショナーを緩めます。
テンショナーは赤丸部分を緩めます。
ボルトは14mmになります。奥まった場所なのでロング系の工具あったほうが作業しやすいです。
※緩め方向時計回りなので注意
上から交換する場合狭いのケガしないよう注意してください。
パワステオイルタンクを外すと比較的作業しやすくなります!
テンショナーが緩んだらあとはベルトを引き抜きます。
古いのが抜けたら新しいのを用意します。
初めて交換しましたが3年半6万Kmだとまだ使えるかなって感じですね。
それでは新しいのをはめていきます。
最初にかかってたベルトのかけ方通りにはめていきます。
忘れた場合は↓図のようにかけてください。
掛けたら、緩めたテンショナーを締めこんで終了です。
最後にエンジン始動してみて各カップリングがしっかり回ってるのを確認してください。